為替との向き合いかた

こんばんは、

SAATS輸入ビジネス講師の大竹です。

■ 円が急上昇、一時95円台に突入 4月16日以来

我々輸入ビジネス実践者には嬉しいニュースですね。

ちなみにこのメルマガを書いている時点では96.4円になっていますが、
少し前までは103円程度まで上がっていたので、6円程度円高になったわけです。

為替については経済評論家が色々なことを言いますが、
基本的に絶対はありません。

明日95円になるか、97円になるか、それは誰にもわからないのです。

傾向としてはシェールガスで米ドルが力をつけるだろうという見方が強く、
年内110円程度まで触れるだろうとは言われていますね。

僕はつい先日、大きな仕入をした後なので、なんとも微妙な気持ちではありますが、
必要以上に為替の変動で心を動かさない方が良いかとは思っています。

もちろん資金に余裕があるなら、
この時期に資金をドルに変えておいたり、一気に仕入を行っておくと良いですが、
個人輸入ビジネスをやっている方というのは、常に資金を回しているのが実情でしょうし、
「ラッキーだな」ぐらいで平常心でいる方が精神衛生上良いのではないでしょうか。

そうしないと、いつまで経っても為替に心を乱されることになります。
それよりは「どう販売するか?」「どうすればお客さんが喜ぶか?」に集中した方が
上手くいくのではないかという持論があります。

さて、「100%買取り」というありえない保障をお付けした
中国輸入講師の笹田直輝氏との共同企画“90days実践プロジェクト”ですが、

毎日ポツポツと参加表明を頂いておりますが、
今日プレミアムの会員さんから頂いた質問をシェアさせていただきます。

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大竹さん、こんにちは

私は中国仕入経験ゼロの初心者です。
”90days実践プロジェクト”に関心がありますので、いくつか質問させてください。

(中略)

7年ほど前、広州の国際展示市に行ったことがありますが、仕入のロットが大き過ぎて
(多くはコンテナ単位の数量)、個人の副業では交渉の土俵にもあがれませんでした。
義烏では多品種小ロットの仕入は可能なのでしょうか?

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これに対して、下記のように回答をさせていただきました。

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最後にロット数ですが、これは交渉次第です。
実は僕も先日の広州展示会で引っ張ってきた案件がありまして、
ある商品の最小ロット数が当初5000個と言われていましたが、
何度か交渉して1000個にしてもらいました。(単価は9円程度です)
また別の商品では価格交渉をしたら単価2600円が1700円になりました。

義烏では僕やイーウーパスポートの佐藤社長も一緒に交渉しますので、
絶対ではありませんが、できるだけ有利な条件にしてもらうようにお手伝いをします。

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ロット数というのは交渉の部分です。
工場の都合もあるので無理な場合もありますが、
例えば数を減らせないならサイズ違いや色違いを混ぜても良いか、など
「代わりにこうしたい!」と提案することはできます。

できるだけ有利に運ぶようにするのが交渉です。

もちろんwin-winでなければいけないと思いますが、資金の少ない時期において
最初はリスクを減らして進めていくというのは必要な考え方ではないかと思います。

あなたのビジネスが破綻してしまえば、相手も取引相手を失うので
結果的には損をすることになりますからね。

PS:

今日はこれから、SAATS輸出講師の
柿沼さんの出版記念パーティにお誘いを頂き、参加してきます。

僕は普段あまり交流会など参加しないので、
今日は久々にお会いできる方もいらっしゃるようで、
それも楽しみにしています。

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この記事を書いた人

大竹 秀明

クラウドファンディング物販の第一人者。
黎明期より輸入×クラファンの可能性に着目し、累計20億円以上のプロデュース実績。
その実績が評価され、2019年にはMakuakeベストパートナー賞を受賞。他クラウドファンディングのパートナーも務める。
10年間で1万人以上に講演指導を行い 日本郵便やYahoo!、東京ギフトショー、東京都中小企業振興公社などでも講演。
「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」 を理念として精力的に活動中。