独自マーケティングの正体

こんばんは、大竹秀明です。

ということで、先日8/1(土)は札幌セミナーでした。

札幌では無謀にも日帰りコースにしてしまったため
もっとゆっくりしたかったーと後悔しながら
涙・涙の岐路につくのでありました。。。

とはいえ、懇親会も2時間ありましたので
色々な方とゆっくりお話をさせて頂きました。

ちょうど昨年行った台湾見本市ツアー(実践プロジェクト)に
ご参加頂いた方が多くいらっしゃって、とても楽しかったです。

もちろん書籍を読んではじめて参加したという方もいらっしゃいました。

そんな方にはベテラン勢の存在というのは
大きな刺激になったのではないかと思います。
やればできる、というのが実感としてわかりますからね。

ご参加頂いた方、本当にありがとうございました!

さて、肝心のセミナーの内容は、やはりどこの会場でも
「第6章のオリジナル化=俺ブランド化」の箇所が一番ホットなのですが、

ある参加者の方に

“OEMの話は聞くけれど、ブランド展開までを含めた話をしている人はいない”

と言われました。

なるほど、確かにそうなのかもしれません。

「ブランドを育てましょう」なんて言っている人は多分他にいないかも。

少なくても、この業界では。

実は、僕に言わせれば、OEMで満足している人が多いからこそ
Amazonはまだまだ隙だらけだと思っているのですが・・

(これが楽天市場やネットショップで戦うとなると、
 なかなか全体のレベルは高くなっていきます。)

オリジナル商品の販売戦略。
それからブランド化していくという考え方。
または海外見本市で外国人相手に
平然と交渉をしていくこと、などなど。

実はこれらは全て
僕がミュージシャンであったところによるものが
大きいのだなと実感しました。

点と点が結びついて線になる
まさにそんな感じなのかもしれません。

どういうことかと言いますと、
ミュージシャン時代というのは

・どうしたら良い音楽が作れるのか。
・あの曲がヒットしている理由は何なのか。
・どうすればお客さんが増えるのか。
・どんな演出ならお客さんが喜んでくれるのか。

そんなことを10年以上も必死で考えて実践する日々でした。

曲がりなりにもプロとして活動していましたし、
バンド後期も、自分でインディーズレーベルを作ったり
若手バンドの発掘やプロデュースなどもしていました。

ちなみにこの頃からJANコードも自分で作っていました(笑)
インディーズCDを流通に乗せるために必要だったからです。
(まさかそれが後々生きるとは・・)

そうです。バンド活動には
オリジナル化も、ブランド展開も、当たり前の話なんです。

最近になってつくづく実感してきました。
大竹を輸入参謀たらしめているものの正体。

セミナーでも良くお話しているのですが、
僕はもともと“差別化”することで稼いできたタイプです。

一言で言えば、ライバルよりも付加価値を高めて
お客様に選んで頂いて販売をする、というスタイルです。

そしてこれは完全にバンドマンとしての血が生きています。

バンドはお客さん「ゼロ」からスタートします。
それこそ星の数ほどバンドがいる中で
いかに登り詰めていくかというのが命題です。

より良い楽曲を作り、よいライブパフォーマンスを行い、
他のアーティストと共演したり営業活動をしていく中で
自分達のファンになってもらわないといけないのです。

多くのライバルの中から、
自分たちという商品を選んでもらわなければならないのです。

それは音楽だったり、ルックスだったり、または世界観だったり。
様々なアプローチで差別化していくわけです。

こういう、ブランディングともまた違う“魅せ方”というのは
もしかしたら音楽や役者などをやっていないと
なかなかわからない感覚なのかもしれません。

そしてもちろん
これは自慢話などでは全くありません。

みなさんそれぞれが得意な力や
才能を持っているはずだと思うからです。

例えば、営業職をずっとやって来た人は、
お客様に商品を売り込むことは人よりも得意なわけで、
それを販売ページに落とし込んでいけば、差別化できるでしょう。

また、例えば保育士の仕事をしていた人なら
どんな商品を子供が欲しがり、ひいては親がお金を出すのか。
他の人よりは絶対にわかると思います。
そうしたら、そんな商品を探してきて販売すればいいですね。
またはそんな付加価値をつければいいですね。

それが自分の型であり、自分の得意技であり
独自マーケティングとなるわけです。

しかし意外と気がつかないのも事実。

僕もかつて、ヤフオクでガンガン売れるようになった頃、
どうしてライバルが差別化をしないのか??
不思議でなりませんでした。

差別化をすれば(付加価値を高めれば)他よりも高く落札されるのに。
なんでみんなやらないんだろ?って、いつも思っていました。

当然、目立っていた僕の販売ページは
これまでヤフオク・ネットショップ・楽天市場
何十回・何百回とパクられてきたのですが・・
それはもう仕方が無いと割り切ってきました。

そうして僕がいま“輸入参謀”と名乗ってやりたいことは
コンサルティングではなく「プロデュース」なんだと
最近では実感としてわかってきました。

これは自分の中では結構大きなポイントで
今後の活動も変わってくる気がします。

今日のメルマガは、恐らく共感して頂ける方には大いに響くでしょうし
何も共感できない方には、すこぶるつまらない内容かもしれません(笑)

しかし自分がこの世界に対して何ができるのか。
何をすることが、この世の中に対する最大の貢献となるのか。

40歳を越えた今、できればそういうことを一番にやっていきたいものです。

いずれにしても、全国セミナーはまだまだ続きます。
次回は仙台&新潟ですね。

一般受付でもポツポツとお申し込みを頂いておりますが
参加したい!という方は下記よりお申し込みください。

<出版記念全国セミナー>

8/08(土) 仙台:フォレストスクエア
8/09(日) 新潟:東区プラザ
8/15(土) 福岡:TKP博多駅前シティセンター
8/16(日) 岡山:TKP岡山カンファレンスセンター
8/22(土) 東京:アットビジネスセンター渋谷東口駅前

■大竹秀明 Amazon個人輸入徹底解説セミナー(一般受付)

それでは今週もがんばりましょう!

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この記事を書いた人

大竹 秀明

クラウドファンディング物販の第一人者。
黎明期より輸入×クラファンの可能性に着目し、累計20億円以上のプロデュース実績。
その実績が評価され、2019年にはMakuakeベストパートナー賞を受賞。他クラウドファンディングのパートナーも務める。
10年間で1万人以上に講演指導を行い 日本郵便やYahoo!、東京ギフトショー、東京都中小企業振興公社などでも講演。
「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」 を理念として精力的に活動中。