クライアントの話

2015.02.10

クライアントの話

税関で輸入品を止められました・・

こんばんは、大竹です。

というわけで、書いてます。
毎日毎日、書籍の原稿を書いてます。

いやーしかし、これがなかなか大変です。

通常の業務を行いながらの執筆なので、夜や土日とかにも書くのですが、
細かい作業も多いので、集中力は途切れるは、ストレスも溜るは。
著者ってすごいなぁ、山口さんとか、かっきーとか何冊も出して凄いなぁと
改めて感じています。

まぁ普通はライターさんを入れるのが当たり前らしいんですよね。
特に実業家ですと、どうしても時間を作れないですし。

でも何とか、やっとこさペースが作れてきました。
とは言え、果たして書き終えることができるのだろうか・・
そんな気さえしてきます。

次回からはライターさんを入れよう。
そう心に誓うのでありました。

さて、そんな折、クライアントさんから相談がありました。
内容的にメルマガでシェアさせて頂こうかと思います。

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中国から●●の類似品をテストで仕入れましたが
税関にて薬事法に該当する表記があるという理由で止められてしました。

同梱にて▲▲も一緒に送ってもらっているので
税関に確認したところ、薬事法に該当する商品だけを破棄して、
▲▲だけを発送することは可能と言われました。

このようなケースなのですが、今回は諦めて破棄するしか方法はないのでしょうか?

(ほぼ原文ママ)
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みなさんは、仕入れた商品を税関で止められたという経験はありますか?

税関で品物が止められた場合
「通関手続きのお知らせ」というはがきが届きます。

これを受け取る時の、何とも言えない感じ。
悪いことをしているわけではないので、堂々としていれば良いのですが。

税関で止められてしまった理由は
「通関手続きのお知らせ」の連絡事項に書かれています。

止められる理由で多いのはインボイスに不備があるとか、
今回のように「○○法に接触する恐れがある」ということで、
証明書を提出するなど、安全が確認できるまで通関はしてもらえません。

つまり販売ができないということです。

あとは「個人輸入なのか?商業用なのか?」という判断が難しい場合。
税関から電話がかかってくることがありますね。
その場合は、適切な回答をすれば直ぐに通関してくれます。

簡単な内容でしたら電話で対応できるのですが、
場合によっては税関に出向く必要があります。
大竹は、多分10回ぐらいは東京税関に行った事があります。

実は理由は色々ありまして、
今回のご相談に関係するような「止められた」関係で半分ぐらい。
残りの半分は、例えばEMSの手続きに時間がかかるということで
直接税関に行って通関を早めてもらったりしました。

そう、通関が混んでいて時間がかかる場合、
ここで諦めないで直接税関まで行ってしまうと割りこめるんです(笑)
職員さんと一緒に関税表を見ながら
「ここに、この数字書いて」「この区分になるから関税は○○円だね」
などとお話しながら通関します。

僕が過去に“薬事法に接触する恐れがある”
ということで止められたのは「電子タバコ」です。

電子タバコというのは、今でこそ人気の商品ですが
僕が最初に目を付けた7年ぐらい前は、日本にはほとんど入ってきていませんでした。

確か当時alibaba.comを見ていて「これは面白い」と興奮。
商品ページの触れ込みには
「ヨーロッパで大人気!」と書いてありました(本当かどうか知りませんが)

当時から禁煙ブームのようなことがありましたので
「これは絶対に日本でヒットする!」と確信して、
いきなり中国の工場から120箱ぐらいを仕入れてしまいました。

嫌な予感はあったんです。
薬事法は“口にするもの”と覚えていたので、
これはまさに口にするな・・・ということで。

しかも、息を吸い込むものですから、何かと規制があるのではないかと。
まぁでもいいか。「えいっ」と仕入れ=海外送金してしまいました。

2週間後、当然というか税関から手紙が届きました。
「この商品は薬事法に接触する恐れが・・・」

そうか、やはり無理か。
どうすれば良いかわからないので、東京池袋のミプロに行き、相談を受けます。

ミプロ:「お医者さんとか居ればね、何とか仕入れができるかもしれないよ」

医者かぁ・・いないなぁ。。

そして、次に東京税関へ。

大竹:「どうすれば入れられますか?」
税関:「うーん。これは一体なんだい?」
大竹:「これは電子タバコと言って、ヨーロッパでは大人気の喫煙具なんですよ。」
税関:「そうなんですか、はじめて見ましたね。事例がないと難しいかな。」
大竹:「僕は、電子タバコは絶対日本で流行ると思うんです。禁煙したくてもできない人が多いじゃないですか。」
税関:「それは素晴らしい!実現してほしい。しかし今通関できるかどうかということとは別の問題だね。」

・・仰るとおりです。手ごわい。。

結局、医者も用意できるわけもなく、また検査費用を捻出できるわけもなく、
廃棄処分しかないのかな・・と諦めかけたのですが
その際に「中国に戻す」という選択肢があることを知りました。

そうして、商品を中国の工場に送り返し
軽傷で済ませることができたのです。

今回のクライアントさんも、もはや処分するしかないと考えていたそうですが、
結果、中国へ返送してもらえることになったそうです。

良かったですね!

税関って未知の世界ですよね。
僕も昔、本当に怖かったです。
よく知らなかったから。

特に「税関で止められる」と何だか犯罪者のような気がしてしまったり。

でも、水際で止めるのが彼らの仕事なので、
真っ当に商売をしていれば、全然怖いということではないんですね。

みなさんも、税関でトラブルなど起こったら、是非一度は行ってみてください。

貴重な体験となります。

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