ドイツ人の彼女

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  輸入ビジネス進化論~日常から学ぶ輸入ビジネスのキモ~ No,141

                 SAATS 輸入ビジネス講師 大竹秀明

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こんばんは、

SAATS輸入ビジネス講師の大竹です。

ドイツはベルリンに友人がおりまして、
大学生の女性なのですが、たまにメールやチャットで連絡を取り合っています。

彼女が日本に来たら色々と連れて行ってあげたり、
僕らがドイツに行った時には、ベルリンから遠く離れたミュンヘンまで遊びに来てくれたり、
奥さんを含めて文字通り家族ぐるみのお付き合いになっています。

彼女は日本が大好き。
今も、ドイツの日本資料館のようなところで通訳のアルバイトをしているそうです。

そんな彼女から先日「この商品を買ってくれないか?」とメールがきました。
ええと・・今回はイナズマイレブンのグッズが欲しいとのこと。

丁寧にヤフオクのリンク付きです(笑)

彼女は日本のアニメとビジュアル系バンドが大好きで、
以前好きなバンドの説明を受けましたけど、
さすがの僕でもマニアックすぎて全く理解ができませんでした(笑)

これまでも色々と買い付け代行をしてあげているのですが、
良くこんなの見つけたねぇという商品が多く、ある意味勉強になります。

昔知りあった頃に「何で日本を好きになったの?」と聞いたら、
日本のアニメを読んでみたくて日本語を勉強したとのこと。
やはり翻訳されているのは数少ないそうで、アニメを読みながら日本語を勉強していったそうです。

今や日本に興味を持つ人は、アニメが入り口になっていることが多いようで、
そうなると関連グッズにも興味を持つわけです。

だから海外の人も見ているんですね、ヤフオクや日本のショップを。

しかし「日本らしさ=アニメ・オタク文化」というのだけではもったいない。

SAATS代表・林さん曰く、
海外販売つまり輸出をされている方は日本のアニメの商品などの、クールジャパン系の商品を狙いすぎだと。
あまりにもニッチなところを狙いすぎているので競合してしまっていると。

そうではなく、より日常的な商品とか、中国から仕入れたものを販売するとか、
もっと大きな市場を狙いましょうと、彼は良くおっしゃっています。

僕は輸出経験はゼロですので(これからチャレンジしていきますが)何とも言えませんが、
確かに「日本の商品を海外で販売する」と言うと、日本にしか無いものを狙いがちですよね。

でもみんな同じことを考えるんですよね。
結局似たような商品を出品することとなり、価格競争に陥りやすい、つまり稼げないという話です。

「誰もやっていないことをやりましょう」という話があります。
この考え方は輸入にも輸出にも非常に大事で、
商品リサーチに於いてもやはり「ひねり」があった方が良いですし、
販売方法も、ただ安売りするだけなら誰でもできるわけです。

できるだけ安易な値下げに頼らず、脳みそを使って差別化をしていきたいですね。

ドイツの友達のメールを読んでいて、そんなことを思った今日この頃でした。

━━編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今日はこれから車で実家に戻り、母親と食事をしてきます。

先日、取引先から膨大な量のマツタケが届いたのでお裾分けです。

韓国のお土産も。

親孝行しないといけませんね!(笑)

11月17日(土)東京
11月24日(土)名古屋

http://www.saats.info/premium_seminar_2012/

━━発行者情報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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この記事を書いた人

大竹 秀明

クラウドファンディング物販の第一人者。
黎明期より輸入×クラファンの可能性に着目し、累計20億円以上のプロデュース実績。
その実績が評価され、2019年にはMakuakeベストパートナー賞を受賞。他クラウドファンディングのパートナーも務める。
10年間で1万人以上に講演指導を行い 日本郵便やYahoo!、東京ギフトショー、東京都中小企業振興公社などでも講演。
「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」 を理念として精力的に活動中。