倉庫スタッフのきもち

こんばんは、大竹です。

先日、久々に一日倉庫に入って作業を行いました。

まず現在の僕の物販の会社の状況を説明しますと、
もともとは外部倉庫を活用していましたが、
昨年の秋ぐらいから自社倉庫を借りて全て移しました。

なぜ自社にしたのかというのは、色々な理由があります。

一番大きいのは経費です。
単価の大きな商品は良いのですが、
細々とした商品が増えてくると、どうしても外部倉庫ではコストが増えます。
これを自社倉庫で対応することで、大きく節約できます。

次に、柔軟な対応ができるというのも強いです。
外部倉庫の場合、例えば倉庫が休みの時は、こちらも配送がお休みとなります。
自分のところで管理できるというのはとても便利です。

「どうしても今日中に送ってほしいの!!!」

17時にお客様からこんな電話がかかってきても、
気分が乗れば対応できなくはありません(笑)

また、商品の仕様やパッケージのマイナーチェンジなど
予期せぬ出来事にも素早く対応できます。

まぁ、
もちろんメリットがあればデメリットもあります。

先ほど経費が抑えられると書きましたが、
ある程度の売上がなければ、むしろ経費が嵩みます。

また、どちらかと言えば人的なミスが増える傾向にあります。
完全にシステム化された倉庫と比べると、甘い箇所も出てきてしまいますので。

理想的なのは両立だと思います。
手を煩わせるもの、大きなものは外部倉庫。
細かいものや個体差があるような場合は自社倉庫の方が対応はしやすいでしょう。

そう、大きいもの。

なぜ一日倉庫作業だったのかというと、
その日は午前中に4tトラック2/3ほどの荷物が納品されてきました。
ダンボール75箱。重さにすると・・1トンと300kg。
(これでも交渉して、かなり少なく仕入れたのですが・・)

いつもは入庫もお任せしていますが、今回は大きな商品なので
「やったるでー!」と手袋をつけ、ドカドカと仕事をしました。

最初は元気なのでスピーディなのですが、段々と無口に・・
この寒い中でも汗をかき、後半は手がプルプルと震えます。

午後には倉庫に入り、約300件分の受注対応と梱包・発送作業。
黙々とダンボールを組み立て続けました。

そして間にSkypeコンサル1件。
倉庫に戻り、今度はFBA用の納品の準備。。。

そんな感じで一日が終わってみると、
あぁ仕事したなーと強く感じます。

仕事の後で飲むビールと一風堂のラーメン。
これ以上の至福はないんじゃないか?という気さえしてきます。

一般的には倉庫作業は外注するべきですし、
僕もそうアドバイスを差し上げていますが、
たまには(本当にたまになら)倉庫作業も楽しいものです。

倉庫スタッフの大変さも理解できるようになりますね。
今回も、棚をもう一つ買おう!喫煙場に灰皿を買ってあげよう!という気持ちになりました。

FBA代行サービスも良いですが、たまには商品を自分で受け取って
まじまじと商品を眺めつつ、ラベルシールをぷちぷちと貼ってみましょう。

意外と楽しいかもしれませんよ!

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この記事を書いた人

大竹 秀明

クラウドファンディング物販の第一人者。
黎明期より輸入×クラファンの可能性に着目し、累計20億円以上のプロデュース実績。
その実績が評価され、2019年にはMakuakeベストパートナー賞を受賞。他クラウドファンディングのパートナーも務める。
10年間で1万人以上に講演指導を行い 日本郵便やYahoo!、東京ギフトショー、東京都中小企業振興公社などでも講演。
「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」 を理念として精力的に活動中。