円安の今、輸入ビジネスはオワコンか? 

本日のブログは、多くの方がいま一番興味がある「輸入ビジネスはオワコンなのか?」について解説したものをお届けいたします。

どのようなマインドでこの激動の時代を生き残るべきか、ぜひ最後までお読みください。

1ドル137円時代へ

ドル・円の為替相場も3月前半は115円台だったのに、今は135円超になっています。

「さすがにこの円安は厳しい…」
「輸入ビジネスはもう稼げないのか…」

多くの方が気になることだと思います。

確かに輸入ビジネスは、為替によって価格が変わるので影響がないわけではありません。しかしこれは輸入ビジネスだけではなく、経済全体に影響があるわけです。さらに言うと・・ひとり貿易で教えてるような総代理やOEM/OEMビジネスの場合、致命的な影響受けるわけではありません。

今日はそれを解説したいと思います。

日本は輸入依存度の高い国

一つ目は「日本は輸入依存度の高い国」ということ。

一般的にも言われているとおり原料や資源を輸入に頼っています。エネルギー資源は9割、食品の約6割が輸入品ですので、国産品でも中身は輸入資源で作られていることが多いのです。つまり国内で調達しようが原料コストは上がっていくわけです。だから輸入ビジネスだけが影響を受けるというよりも、経済全体として価格上昇というのは避けられない状況になると思ってます。
つまり特別に輸入品だけが高くなるわけではなく、条件はみんな同じということです。

販売価格を自分で決められる

二つ目は「販売価格を自分で決められる」こと。

総代理やOEMビジネスは、自分で日本での販売価格を決めることができます。メーカーと話し合いで決める場合もありますが、いずれにしても主体的に価格を決めることができます。
だから、簡単に言ってしまえば【値上げ】すれば良いのです。利益が出る価格に設定すれば良いだけなのです。既にMakuakeなどでプロジェクト実施中だと価格は変えられないですが、一般販売の際に再度見直すなどしましょう。

高くても売れる!

三つ目は「輸入品は高くても売れる」ということ。

値段を上げると言うと、こう思う方もいるでしょう。

「高くしたら売れなくなるんじゃないの?」

もちろん価格というのはお客様にとってわかりやすいメリットですが、販売ページでの訴求方法やマーケティングの手法などでカバーする事ができます。特にひとり貿易では最初にクラウドファンディングで先行販売をしていくわけですが、クラウドファンディングではある程度値段が高くても、しっかりした良いものは売れているのが現実です。

おそらくあなたもMakuakeを見た時に

「なぜこんなに高いのに売れてるんだろ?」

と感じたことがあると思います。そもそも輸入品というのは相対的には高いものであり、ヨーロッパのオシャレな雑貨やアメリカの最先端ガジェットなど、しっかりと価値がある商品ならむしろ高くても全然売れるのです。

円安で一番損をする人は?

円安で一番被害を食うのは「輸入転売」をやっている人々です。

なぜなら輸入転売というのは、海外と日本の小売店の価格差を狙って仕入れて販売するビジネスだからです。仕入れ値や為替が変動すると、もろに影響受けることになります。

そして何よりも一番稼げない人は、円安だ〜円高だ〜となったときに

「円安だから輸出ビジネスに移行しよう」

などとコロコロとやり方を変えていく人です。

一時的には為替の影響で利益を得ることができるかもしれませんが、ビジネスは継続的に積み上げることが重要で、ラッキーな利益と言うのは長くは続きません。為替は、必ず揺り戻しがあります。
だからこそ、今は独占的に販売できる商品を大事に育てることに注力するのが円安時代を乗り越える輸入ビジネスには一番重要なことだと言えます。

輸入転売と正規販売の違いとは

「輸入転売」と「正規販売」のちがいって・・?

一歩間違うと、輸入転売は違法になってしまうこともあります。

「正規販売で“正しく”輸入ビジネス」動画で解説中!▼▼▼

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この記事を書いた人

大竹 秀明

クラウドファンディング物販の第一人者。
黎明期より輸入×クラファンの可能性に着目し、累計20億円以上のプロデュース実績。
その実績が評価され、2019年にはMakuakeベストパートナー賞を受賞。他クラウドファンディングのパートナーも務める。
10年間で1万人以上に講演指導を行い 日本郵便やYahoo!、東京ギフトショー、東京都中小企業振興公社などでも講演。
「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」 を理念として精力的に活動中。