こんばんは、大竹秀明です。
SAATSセミナーのパネルディスカッションで
「現地に出ていく意味とは?」という質問がありました。
これには色々なメリットがあるわけですが、
まず一つは商品を自分で見て触って確かめるということができること。
これが挙げられます。
例えば問屋街だったら、ジャンル毎にお店が固まっているので
次の店、次の店へと、どんどん良質の商品を見ていける。
海外見本市だったら優良なメーカーと繋がったり
最新の商材を見て回ることができる。
工場に行けば、商品がどのように生産されているのか見てとれる。
どんな環境でどんな人が商品を作ってくれているのか、よくわかります。
その場で交渉したり、歓迎されてディナーをご一緒したりと
人と人との繋がりに発展していくことも良くあります。
という感じで、まずは
このような分かりやすいメリットがあります。
でも本当に大事なのは、
我々は、せっかく貿易という
大きな大きな世界に足を踏み入れていくのだから
現地を味わいましょう!と、大竹は声を大にして言いたい。
例えば、
世界に出ると日本の常識は全く通じません。
文化が違うからと言えばそれまでなのですが
そもそも言語が違うで、発想の仕方も違うのではないかと思います。
(言葉が世界を造りますからね。)
でも、その異なっている感じ。
ギャップ感が、ワクワクして堪らないのです(笑)
中国に行けば、英語も通じないところがほとんど。
そんな中で自分の意志で行動していかなければならない。
すると普段日本にいるときには眠っていた
野生の本能とでも言うべき感覚が目覚めていくのがわかります。
ある程度の危険を感知しながら、
未知の中で積極的に動いていかなければならないからです。
そういった“不自由さ”を味わうというのは
人間としての深さを広げてくれるんじゃないかなと思います。
ちょっとしたことでは動じなくなりますね。
僕のクライアントさんでも
海外現地に行くことにハマってしまう人が多くいらっしゃいます。
中にはコンサルティングでお話しする時に
ついつい「○○さん、またどこか行ってきたんですか!」
と言ってしまうぐらい、世界中に飛び出している方もいらっしゃいます。
現地に行くということは醍醐味ですよね、貿易人としての。
小技としては、あまり詳しくはメルマガでは書けませんが
海外出張は「旅費交通費」になりますので
規定さえ決めておけば、行く度にちょっとしたボーナスというか
ちょっと良いことが起こるかもしれませんね。
特に我々は
パソコンの前で孤独に仕事をされている方も多いと思います。
ぜひ胸を張って、世界へ飛び出していきましょう!