ローカライズにチャンスあり

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  輸入ビジネス進化論~日常から学ぶ輸入ビジネスのキモ~ No,186

                 SAATS 輸入ビジネス講師 大竹秀明

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こんばんは、

SAATS輸入ビジネス講師の大竹です。

国際化、グローバル化といわれる昨今。

ネットの普及などで物理的のみならず精神的にもボーダーレスになりつつあるわけですが、
果たして消費者市場はどこまでグローバル化していくのでしょうか?

今日はいつもと角度を変えて輸入商品というものを考えてみたいと思います。

基本的に国が違えば文化が違うわけで、国民性も違います。
消費者の嗜好も違えば価値観も違います。
ですので、本来は国に合わせて製品の仕様を変える必要があるわけですね。

例えば、まず思い浮かぶのが食事などです。
代表例としてコカコーラ・マクドナルド。
当然これらは国によって味を変えているそうです。

また日本からの輸出というと漫画やアニメがまず思い浮ぶわけですが、
これらも現地の言葉にローカライズしてあげる必要があります。
絵は全く同じだけど、セリフが現地の言葉になるわけです。
ハリウッド版ドラゴンボールなどは全く別のものにローカライズされましたが・・

逆に腕時計などは、グローバル製品と言えるでしょう。
どこの国の人も、その国の説明書などなくても、全く同じ商品を同じように使う事ができます。
商品自体に何も手を加える必要がないわけですね。

ブランドバックなども、そうだと言えるでしょうか。

ボーダレス化が進むと、誰でも当たり前のように海外から商品を買う事ができるようになるでしょう。
例えばAmazon.comなどは自国以外への配送を強化しています。
日本にも、とてもスムーズに送ってくれます。
今はまだ商品によりけりですが、恐らくあと10年もしないうちに、
普通の日本人が、何の違和感もなくAmazon.comに注文できるようになるのだろうと思います。

そうなった時、転売屋さんは食えなくなります。
何故かと言えば、価値がなくなるからです。

今までは海外から商品を入れてくること自体にハードルがあったから
転売のみでもビジネスチャンスがあったわけですよね。

これがネットの進化で、違和感なく当たり前のように
世界中から商品を買えるようになったらどうなるのか。

当然、右から左に商品を流すだけのビジネスには価値がなくなってきます。

そうした時に生き残る為のポイントとしてあるのは、上記で話をした「ローカライズ」です。
いくらボーダーレスになっても、どうしてもズレが生じてしまうような商品・サービスというのは必ずあります。
そのズレを解消するように販売ができれば・・・価値のあるビジネスになるわけですね。

グローバル化が止められないのであれば、我々輸入ビジネスマンも思考を変えていく必要がある。

生き残れる輸入ビジネスマンになりたいものですね。

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この記事を書いた人

大竹 秀明

クラウドファンディング物販の第一人者。
黎明期より輸入×クラファンの可能性に着目し、累計20億円以上のプロデュース実績。
その実績が評価され、2019年にはMakuakeベストパートナー賞を受賞。他クラウドファンディングのパートナーも務める。
10年間で1万人以上に講演指導を行い 日本郵便やYahoo!、東京ギフトショー、東京都中小企業振興公社などでも講演。
「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」 を理念として精力的に活動中。