アジアの見本市とヨーロッパの見本市  輸入ビジネス進化論

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輸入ビジネス進化論~日常から学ぶ輸入ビジネスのキモ~ No,390

一般社団法人 まじめに輸入ビジネスを研究する会 代表理事

株式会社SAATS 輸入ビジネス講師

大竹秀明

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こんばんは、大竹です。

アジアの見本市と、ヨーロッパの見本市。
今日はそんなお話をさせてください。

実は先日ドイツのテンデンスで、僕らは結構衝撃を受けました。
衝撃というのは、別に斬新さや奇抜さがあった、という意味ではありません。

一つ印象深かったのは、あるクライアントさんの商談の時。
普段のように商談のテクニック的なフレーズも交えて話をしていると、

“商品単価がいくらとか、ロットがどのぐらいとか、そんな事は大事ではない。
 それよりも、あなたは私のこの商品を、日本でどんな風に販売しようと考えているんだ?
 プランがあるならそれを教えてほしい。大事なのはそこだ”

こんな感じで言われました。

“商品には愛情と誇りを持っている。
 誰にでもおいそれと販売ができるわけじゃないんだ”

普段、中国輸入や並行輸入品の販売では、忘れてしまいがちなこと・・

「安さ」に目を向けがちで、品質には「多少目をつぶろう」と考えてしまう、ということ。

それは単純な転売でも、OEMだとしても、そうなのかもしれない。
どうしても、なってしまいがちです。

しかしそうではなく、品質に拘った商品を、思い入れを持って販売していくという姿勢。
その姿を目の当たりにして、商売人・貿易人としての心を刺激された、そんな感覚でした。

僕らはこれまでアジアの見本市、そしてヨーロッパの見本市を経験してきたお陰で、
それぞれの特徴、善し悪しが鮮明に感じ取れるようになってきました。

ヨーロッパ商品でで感じたのは
「商品軸ではなくストーリー」という視点で商品を選定すべきという考え方。

商品単体で「売れるか」「売れないか」判断するというよりは、
商品群で見て、その背景にあるストーリーに価値を付与できるかどうか、
そこで判断しようということです。

ある意味でヨーロッパの商材というのは、それだけでストーリがあるわけです。
それは単純に日本人が欧風なデザインが好きだったりすることもあるし、
ヨーロッパの歴史や伝統、価値観などが染みついているからです。

例えば、ドイツといえばビールが有名なのですが、
ドイツビールは「ビール純粋令」を順守して製造されています。
これは16世紀にヴィルヘルム4世が制定したもので、
ビールの製造にはホップ、麦芽、水、酵母だけが使用できることになっており、
今現在もこの法律により、ドイツ国内の醸造所の多くは、品質を守っているのです。
あの濃厚でコクのあるドイツビールは、このようにして産み出されているのですね。

(多分こんな話だったと思いますが)

こういうストーリーを聞くと、何だか既に美味しい気持ちになるわけです。
中身は同じビールなのかもしれない、でも、飲んでみたくなるわけです。

こんな説明でお分かり頂けますでしょうか。

ちなみに、大竹は、何か物事を見たり判断する時に
常に2つ以上の視点から見ることが癖になっています。

何故かというと、
物事は2軸で見ると、より鮮明に見えるからです。
相対性が発揮されるというか、比較基準があるということですね。

これはもともとミュージシャン時代に、
できるだけオーディエンス側の感覚で考えるようにしていたのが染みついていて、
ネット販売でもビジネスでも、顧客目線というのは、かなり意識をして動いているつもりです。

この話は長くなるので、とりあえず置いておきます!

さてさてユビケン®90days実践プロジェクトですが、
いよいよ2014年、最後に一つ動きたいと考えています。

今年はユビケンとして、かなり精力的に動いてきましたし、
数多くのサポートをさせて頂けたことで、飛躍的に成長できたと実感しています。

ガチの交渉を200社以上とやり合って来ているのですから。
そりぁ、色々わかってきますよね。
自信もついてきました。

公開は間もなくかと思います。

今年最後の大きな花火を打ち上げましょうぜーぃ!

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この記事を書いた人

大竹 秀明

クラウドファンディング物販® × ひとり貿易®の第一人者

1974年、貿易の街・横浜生まれ。元ビジュアル系メジャーバンドのギタリストという異色の経歴を持つ。

音楽活動を経て貿易の世界へ転身。10年以上の実務経験をもとに、資金や語学力がなくてもクラウドファンディングを活用して貿易物販を立ち上げられる「ひとり貿易」メソッドを確立。

クラウドファンディングのプロデュース実績は累計33億円超・1500プロジェクト以上。業界黎明期からその将来性に着目し、大手プラットフォーム「Makuake」とは12年以上にわたりパートナーシップを継続。2019年には最高位の協力者に贈られる「ベスト・エバンジェリスト賞」を受賞。CAMPFIREにおいてもパートナーアワードを3年連続(2023〜2025)受賞するなど、複数の主要プラットフォームから継続的に高い評価を得ている。

現在、Makuake/CAMPFIRE/GREEN FUNDING/韓国Wadizの4大クラウドファンディング公式パートナーを兼任する唯一の存在である。

ひとり貿易コンサルタントとしての活動は13年におよび、延べ1.3万人以上に講演・指導を実施。日本郵便、Yahoo!、東京インターナショナル・ギフト・ショーなど民間企業・展示会での登壇に加え、東京都中小企業振興公社をはじめ全国の公的機関でも多数登壇している。

テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」、週刊SPA!、日経MJなどメディア掲載多数。
著書に、累計3万部を突破した『資金ゼロではじめる輸入ビジネス3.0』(フォレスト出版)、『1日で1000万円売り上げるクラファン物販の教科書』(扶桑社)など。

「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」を理念に掲げ、クラウドファンディングを基点とした日本発の越境ビジネス創出に取り組み続けている。