激動の2020年が終わろうとしています。

2019年7月に『資金ゼロではじめる輸入ビジネス3.0』を発表してから約1年半。

貿易にクラウドファンディングを掛け合わせた「ひとり貿易」という、従来の輸入ビジネスの常識を覆したやり方は、多くの反響を呼びました。

クラウドファンディングの仕組みを 物販・貿易ビジネスに活用することで、
潤沢な資金がなくてもリスクを最大限に抑えてビジネスを立ち上げることができます。

お陰様で書籍は

発売から3ヶ月で1万部を突破
Amazon5部門で1位を獲得
22週連続でカテゴリー1位をキープ

など、様々な記録を樹立しました。発売から1年半が経った現在でも、手に取ってくださる方が沢山いらっしゃいます。

この本を読んで、実際に多くの読者の方が『貿易家』を志し、世界を自由に飛び回るようになったり、独占販売権の契約を取れるようになりました。

私自身も、香港やラスベガス、ドイツの展示会でも

「大竹さんですか！握手してください！」
「輸入ビジネス3.0を読んでここにきました！」

と、読者さんから声をかけていただけることが増えました。

クラウドファンディング時代の到来と共に、ひとり貿易時代がはじまったのです。

2020年2月頃、誰もが予想もしなかった形で、世界は一変してしまいました。

そうです。
新型コロナウイルス感染拡により、世界は一変しました。

海外展示会は軒並み延期・中止。
それどころか、海外に行くことさえ簡単にはできそうにありません。
毎月のように香港やラスベガス、フランクフルトに 世界を飛び回っていたことが、もはや遠い過去のようです。

今このメッセージを読んでくださいっている方の中にも、大変な状況になってしまった方もいらっしゃるでしょう。 現在も、新規患者数が急激に増加し、先の見えない不安で世界中が闇に包まれています。

そんな中、私は早い段階から「これからはオンラインで商談だ！」と直感的に感じ、4月から私塾でオンライン完結型の貿易塾をスタートさせました。

毎日何度もzoomを使って、生徒さんと海外メーカーと面談・商談を行いました。

ある時は早朝6時から、ある時は22時から、海外との時差に合せながら、この数か月で300件以上の交渉を重ねました。

オンライン貿易家は、自宅に居ながら世界中の素晴らしい商品に出会うことができ、世界中のメーカーとpc越しに顔を合わせて商談ができます。

そしてクラウドファンディングを活用することで、多くの方々に広め、応援していただきながら売り上げを作り、数か月後に商品を届けていくことができるわけです。

海外メーカー側も、展示会中止で新商品の発表の場を失い、取引が拡大できずに困っている状況なので、とても歓迎してくれます。

全世界が同じような状況の中で、これほどまでに人々が求めるものがわかりやすい時代も珍しく、またコロナ禍でクラウドファンディングが注目されたこともあり、マスクや除菌グッズが何億円・何千万円と異常なほどに売れました。 （※現在は落ち着いています）

人々の消費は「在宅ワーク」を中心としたものになり 快適なPCグッズや自宅トレーニング、ひとりキャンプなどが大変注目されるようになりました。

そして今もなお、世界中で毎日様々な商品が誕生し、私の生徒さんは日々契約を勝ち取っています。