【展示会レポート】春の香港&広州へ!未来を感じたリアルな4月

4月のアジアは、貿易塾にとって“現場から学ぶ月”でした。
今年も【香港エレクトロニクス・フェア(春)】と【広州交易会(第137回/第1期)】という2つの大規模展示会に参加。
世界中から最新のテクノロジーとバイヤーが集う、熱気あふれる会場で、ひとり貿易の可能性を大いに感じる時間となりました。

香港エレクトロニクス・フェア:未来を体感する4日間

すでに夏の気配を感じる4月の香港。アジア最大級と称されるこの展示会では、家電やスマートホーム、AI関連製品、ウェアラブルデバイス、グリーンテックまで、あらゆるジャンルの最新テクノロジーが一堂に集結しました。

今回も、香港貿易発展局さまのご招待により、VIPラウンジの利用やレセプションパーティ、ガイドツアーなど、貴重な体験をさせていただきました。
特に、香港島の夜景を臨むパーティ会場では、業界を超えた深い交流が生まれ、強く印象に残る時間に。

私たちは展示会を「仕入れの場」としてだけでなく、“視野を広げる学びの場”として活用しています。
新たな商品、人との出会い、現地の空気感。この“リアル”が、ビジネスの可能性を一気に広げてくれると実感しました。

広州交易会:リアルに触れることでしか得られない一歩

続いて向かったのは、中国・広州で開催された【第137回 中国輸出入商品交易会(Canton Fair)】。
1957年から続く中国最大級の国際見本市で、今回の第1期では家電・建材・機械などを中心とした展示が行われました。

今年は過去最大規模の開催で、

  • 参加国・地域:230以上
  • 海外バイヤー:20万人超
  • 出展企業:約30,000社
  • 総展示面積:155万㎡以上

という圧倒的なスケール感!
AI関連製品や環境配慮型の商品が目立ち、バイヤー層も欧米・中東などに拡大していました。

塾生にとっては初のリアル商談に挑戦する場でもありました。
緊張しながらも、実際に商品を手に取り、現地のメーカーと直接交渉する経験は、オンラインでは得られない一歩。
「リアルで見る・リアルで話す」ことが、ひとり貿易を加速させるエネルギーになると、あらためて感じました。

現場だからこそ得られる“気づき”がある

春の展示会を通して、あらためて感じたのは、
現地でしか出会えない空気感や、リアルな人とのやりとりの大切さです。

もちろん、オンラインにも大きな可能性がありますが、
現場に足を運ぶことで得られる「温度」や「実感」は、また違った学びを与えてくれます。

塾生たちも、この体験をそれぞれのビジネスにどう活かすかを考え始めています。
それが、ひとり貿易をより前に進める力になるはずです。

10月には秋の展示会も予定しています。
もし機会があれば、ぜひ一緒に体感してみませんか?

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