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輸入ビジネス進化論~日常から学ぶ輸入ビジネスのキモ~ No,016
SAATS 輸入ビジネス講師 大竹秀明
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こんばんは、
SAATS輸入ビジネス講師の大竹です。
“ソーシャルビジネス”という言葉をご存じでしょうか。
事業性に加えて、社会性をも追及する新しいタイプのビジネスのことです。
■ソーシャルビジネス(社会的企業) – Wikipedia
http://goo.gl/asgYU
今日はこのソーシャルビジネスについてお話します。
それでは参りましょう。
【ソーシャルビジネス的発想】
ソーシャルビジネスってなに?
誰もが知っている例で言えば、
“1リッター for 10リッター”という言葉かと思います。
そうです。
これはミネラルウォーター・ボルヴィックの一大キャンペーンでした。
■ボルヴィック「1L for 10L」プログラム
http://goo.gl/u3gvx
我々がボルヴィックを1リットル買うと、
ユニセフを通じてアフリカなど水に恵まれない国、
子供たちに綺麗な水が届けられるというプログラムです。
テレビCMなどでも沢山流れていましたし、ほとんどの方がご存じでしょう。
ふむふむ。
なんとなくゴロもよい、そして仕組みもわかりやすい。
何よりも人としての「チャリティー」「人助け」的な部分を刺激されます。
実際にこのキャンペーンは口コミでも一気に広がって、
2007年にスタートして4ヶ月間で売上が前年度比31%も伸びたそうです。
そして7億リットル分の水を提供する事ができました。
(2008年度は更に増えて11億リットル。その後は少し落ちていきます。)
ちなみに実は、10リットルの水を送るわけではありません。
10リットルの水を「はいどうぞ」と届けるわけではなく、
売上の一部のお金が、井戸を掘ったり、メンテナンスするためのお金として
使われているという話ですね。
でも“1リッター for 10リッター”という言葉の方がわかりやすい。
イメージしやすくてキャッチフレーズとして最高ですよね。
ただ水を届けるだけではなく、インフラを整えていくので持続性もあるわけです。
ビジネス面から見ても、このモデルは非常に良くできていて、
全てがwin-winになるビジネスモデルだといわれています。
具体的には参加メンバーが下記のように4つに分かれますが、
1、消費者(買う人)
2、事業者(キリン・ダノン)
3、支援パートナー(ユニセフ)
4、支援先(マリ共和国)
それぞれ
1、社会貢献
2、売上&ブランドイメージUP
3、支援活動の拡大・発展
4、水不足の解消
というように、それぞれの立場の人達が良い思いができるというシステムですね。
一般消費者は商品を買うだけで社会貢献ができ、
事業者・販売者も売り上げがあがり企業イメージも上がる。
こういう仕組みも我々のビジネスに取り入れていきたいですね。
“この話を、今のあなたの輸入ビジネスに置き換えるとするならば・・・?”
差別化のアイデアとして、いっぱい考えてみてください^^
━━編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
僕はこのソーシャルビジネス的な発想を、
自分の輸入ビジネスに導入して売上を伸ばした経験があります。
内容は、今日のメルマガの感想を10名以上の方からいただいたら紹介します。
10名以下でしたら・・・闇に葬ります(笑)
━━発行者情報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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