販売価格は仕入価格の◯倍にしよう！

アメリカやヨーロッパのメーカーの代理店になって日本で販売していく際、どうしても販売価格（定価）が高額になることがあります。

価格の決め方は色々な方法があるのですが、いくつかお伝えしていきます。

販売価格は仕入価格の4倍にしよう！

まずお伝えしているのが

「ざっくりと仕入れ価格の4倍（以上）にしましょう」

というものです。

これは商品リサーチの時に販売価格をイメージしやすくするため、あえてざっくりにしています。

なぜ4倍なのかというと、貿易家の販売価格の内訳は・・

このようになります。（コストプラス法）

要は原価率を「30%以下」にしないと、Makuake後の一般販売や卸販売で利益が出なくなってしまうからなんです。

Makuakeだったら、手数料20%を引いても利益が残らなければなりません。さらに広告を打つ場合、利益から捻出していくわけです。そう考えると販売価格というのは高めにならざるをえなくなります。

薄利は誰も幸せにしない！

大事なことは、薄利で値付けをしないこと。利益はしっかり取らないとだめ！

よく「これも経験だから」と言って薄利で販売する方がいるのですが、それはダメです。

戦略的に薄利にするのはOKですが、利益がでないビジネスをしてしまうと結局誰も得をしないからです。利益が出ない価格で販売すると、例えばMakuake実施中に思ったように支援額が伸びていかない場合に広告を打つなど、手の打ちようがなくなるのです。

あるいは、お客様に対してもトラブルやクレームが起きた時に優しくなれないというかボランティアな気分になってしまう。

そして何よりも、ビジネスは継続していかなければなりません。その為にも利益はしっかり取らないといけません。

価格設定は複合的に考える

今回の価格設定は最も一般的な「コストプラス法」をご紹介しましたが、主に下記の手法があります。

これらを複合的に考えて、最適な販売価格を設定しましょう。

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