ネガティブモンスター

こんばんは、

SAATS輸入ビジネス講師の大竹です。

こないだ、お笑い芸人オードリーの若林正恭氏のエッセー本
「社会人大学 人見知り学部 卒業見込」という本を買いました。

社会で起こる様々な出来事への解釈が独特で、でも共感できるところもあり、
クスっと笑えたり、小さな感動があったり、読み物としてとても面白かったのですが、
その中に「ネガティブモンスター」という話がありました。

簡単にまとめると、

休みに仲間同士で温泉に行った。
温泉にぼーっと入っていると
「そういえば、あれはいつまでにやんなきゃいけないんだっけ?」とか
「こんなことしていていいのかな?」とか思うようになり、それらが展開して
「この先どうなっていくんだろう…」と、ネガティブなことを考え出してしまった。
リラックスするためにやってきたはずなのに、なんでなんだ!と思った。

筆者は物心ついた時から考え過ぎだよと良く言われるという。
そして決まって悪い方向に行ってしまう。
どうすれば考え過ぎなくなれるのか?
考え過ぎない方法を考え過ぎてしまっていたが、一つのことに気が付いた。

「このネガティブモンスターは時間があって一人でいる時、つまり暇な時に限って現れる。
 だから20代は毎日一緒にいた。仕事がなかったから」と。

そして筆者は読書・競馬・ネタ作りなど、没頭できそうなものを書き連ねた
「没頭ノート」というものを作り、ネガティブモンスターに捕まらなくなった。
「ネガティブを潰すのはポジティブではなく、没頭なのだ」としめている。

以前に読んだホリエモンの何かの本にも、
「暇があるといつも死について考えてしまう。だから仕事に打ち込んできた。」
というような事が書いてあった。

確かに一人ぼーっと考え出すと、考えなくて良いことまで考えてしまいますね。
特に人間関係について考え出すと
「あの人は本当はこんな風に思っているんじゃないか?」
「あの言葉の本当の意味は違うんじゃないか?半笑いだったし」という具合に。

そんなこと、当人じゃなければ分かる訳ないのに。
「お願いだから本当の事言ってよ!」と懇願してみたところで、
その回答が本当に本心かどうかは、実は当人にも分かっていない場合もありますよね。
(ややこしいですが・・わかりますかね?)

つまり、結局は考えるだけ無駄なわけです。

僕はこう見えて、色々と考えて動けなくなるタイプでした。
人間関係もそうで顔色を伺って発言する事が多くありました。

それが良くないと気づき、良い意味で人の顔を伺わずになれたのは、
輸入ビジネスで独立をしようと決めた後のような気がします。

開き直りが必要じゃないかと、思うようになってからです。
言い方はおかしいですが、開き直れないとビジネスなどできません。

仕入れのリサーチをしていて過去の販売データを見る。
うーん・・データを見ている限りでは価格差が取れそうだ。

 でも仕入れた直後に突然ライバルが急増したら?
 売れ残ってしまったらどうしよう?

そうやって頭で考え出すと、たちまちネガティブモンスターに取り付かれてしまいます。

ネガティブを否定する必要はありません。
色々なケースを想定しておくというのは必要なスキルです。

でも、リサーチをして仕入れた商品が売れなかったら・・?
その答えは、このメルマガでも何度も何度もお伝えしていますね。

「考えない」という事も時には必要。
僕らは前に進むしかないのですから。

ネガティブモンスターは居なくなるということはありません。
だからこそ上手くお付き合いしていきたいものですね。

PS:

先日、ビジネスパートナーのある女性に
「ちょっと最近太ったんじゃないの?」と言われてショック・・・
気付いてたよ。最近体が重いなーってさ。。。

というわけで、今日も念入りにジムでトレーニングしてきました。
7月の中国仕入れツアーまでに5kg落とします!!

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この記事を書いた人

大竹 秀明

クラウドファンディング物販の第一人者。
黎明期より輸入×クラファンの可能性に着目し、累計20億円以上のプロデュース実績。
その実績が評価され、2019年にはMakuakeベストパートナー賞を受賞。他クラウドファンディングのパートナーも務める。
10年間で1万人以上に講演指導を行い 日本郵便やYahoo!、東京ギフトショー、東京都中小企業振興公社などでも講演。
「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」 を理念として精力的に活動中。