ビジネスで損したら、どうすべきか?

『損切り』ができるか?

ビジネスでは損切りができるかどうかというのは、非常に大事です。

たくさんあるビジネスの課題の中でも、最も判断が難しいポイントかもしれません。なぜならば、損切りはどちらかというとネガティブな場面で決断を迫られて仕方なく行う場合が多いからです。

貿易家の仕事でも、例えば・・・

  • プレローンチで広告費を10万円使った結果、非常に反応が悪いが投資した以上もう止めることができない。
  • 本当はあまり興味がない商品なのに、メーカー担当が良い人なので断れなくて販売を継続する。
  • 赤字続きで回復が見込めないけれど、今までの投資が惜しくてやめられない。

などなど、色々な場面があると思います。

それこそ投資の世界では、利確や損切りのタイミングこそ命。まさに「やめどき」の判断が難しいですね。ギャンブルや恋愛でもそう。ここだけの話ですが、私も過去に3ヶ月間だけスロット漬けになった時期がありました(笑)勝っても、負けても、やめられないんですよね・・中毒性が強いものだと思います。

話を戻して・・

それではどこで損切り判断をすれば良いかというと、下記の3つかなと思います。

損切り判断:3つのポイント

1、損益を計算する
2、覚悟を決めてリセットする
3、未来の自分を想像する

一つ目は、損益を計算することです。

すでに投資した費用をサンクコスト(埋没費用)と呼びますが、冷静に損益計算をして判断をして、その後の回復が望めないなら損失を確定させます。損失が設定額に達したら、問答無用で撤退や規模縮小に踏み切ります。大事なのは、事前にルールとして決めておくこと。その場面では冷静さを欠いて、冷静な判断ができないからです。

二つ目は、覚悟を決めてリセットすること

これまではこれまで。ここからはここから」と割り切って次に進む考え方。これはゼロベース思考と呼ばれるものです。大竹はゼロベースで決断することが比較的多いのですが、それは音楽を辞めて起業家に進んだことなど、結果的にリセットしてゼロになることのメリットを身体が覚えているからだと思います。致命傷にさえならなければ、ビジネスも人生も、いつからでもやり直せますからね。

そして三つ目ですが、それを継続した先、未来の自分の姿を想像した時に素晴らしく充実できているかどうかというのは大きな基準だと思います。

特に、ただお金を稼ぐためだけに働いたり、興味がない事を断れなくて続けてしまってるものなどは長期的に見ると良くない結果になることが多いかなと、経験上思います。やはり、本当に自分がやりたいこと好きなことを見極めるという視点が抜けると、継続していくのは難しいですね。

損しない!利益計算とは

損切りについて考えることも大事ですが、損をしないことに越したことはありませんよね。

薄利多売ではビジネスが成り立たなくなりますので、利益計算や販売価格の決め方についても、事前に知っておきましょう!

赤字を避けたい!損しない、利益計算について教えています▼▼▼

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この記事を書いた人

大竹 秀明

クラウドファンディング物販の第一人者。
黎明期より輸入×クラファンの可能性に着目し、累計20億円以上のプロデュース実績。
その実績が評価され、2019年にはMakuakeベストパートナー賞を受賞。他クラウドファンディングのパートナーも務める。
10年間で1万人以上に講演指導を行い 日本郵便やYahoo!、東京ギフトショー、東京都中小企業振興公社などでも講演。
「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」 を理念として精力的に活動中。