国際展示会に行く意味

こんばんは、大竹です。

昨日から一般募集を開始した、ユビケン90days実践プロジェクト。
一般募集の残り3枠も間もなく満了になりそうです。

参加を希望される方は、とりあえずエントリーを急いでください。

“俺ブランド × 差別化戦略”
ユビケン 90days実践プロジェクト in 香港国際電子見本市 編

ちなみに一般募集枠というのは、早い者勝ちではありません。
大竹と笹田氏が審査をさせていただきますので、
本気でしたら諦めないで応募してきてくださいね。

さて、
国際展示会に行く意味というのは実に様々です。

基本的に国際展示会というと、多くの方は
「総輸入代理店を狙う」というイメージをお持ちかと思います。
だからでしょうか「国際展示会は面白いですよ」とお話すると
こんな返事をいただくことがあります。

「まだ早い気がする」
「稼げるようになってから行きたいと考えています」

いえいえ。
国際展示会に行く意味というのは多岐に渡ります。

今回は教材「ひとり貿易の教科書」の大竹パート、
「8章 なぜ国際展示会なのか?」から引用いたします。

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海外の国際展示会というと代理店契約を目的としなければいけないと思っている方もいますが、
別に必ずしも正規代理店の権利を取る必要はないのです。

小ロットで仕入れて転売しても良いですし、俺ブランド化やOEM化を目的にしても良いのです。
また、ノーリスクで在庫を持たなくても済む「●●●●●」という方法もあります。
(詳しくは第十章でお話させていただきます。)
もちろん、日本での独占販売権を獲得して、総輸入代理店になっても良いのです。

柔軟に、自分の好きな形を取ることができるのです。

最新の商品を、誰よりも真っ先に、まずは小ロットで買ってきて、
邪魔されないような販売方法で売ることができれば・・・どうでしょう?

ここが国際展示会に参加する大きなメリットなのです。

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僕自身は国際展示会に行く際は
「独占的商材」と「即金商材」の両軸を意識しています。

参加者の方にも、そのようにアドバイスを差し上げています。

つまり独占販売権を獲得したい商品も探しつつ、
帰国後すぐに販売ができてバカ売れする商品も探しましょうということです。

「独占的商材」は大きな話ですが、
どちらかというと、すぐに仕入れて販売するというよりは
時間をかけて育てていくという要素もあるかと思います。

しかし。

●すぐに転売ができる商材
●すぐにOEMができる商材

実はこのようなOEM目的や、転売目的でも使えそうな商材はゴロゴロあります。

ところが、これは意識をして見て回らないと
意外と現場では「気がつかない」ものです。

何せ会場は広くブースも多いし、歩き回って疲れも出てくる。
そして、いざ仕入れたいと話をしてみても・・ロットが大きい。

ちょうど一年ほど前、広州交易会という国際展示会に行きましたが、
その際に一緒に回った仲間たち数名に、昨年末の忘年会で再会しました。

僕が「4月の広州、帰国後に何か仕入れましたか?」と聞くと
「いや~ロットの問題で仕入れませんでしたね」というAさん
「いや何も。。広州・・何かいい商材ありました?」というBさん

仲間達は何も仕入れていなかったのです。
これはつまり、ただ行くだけではダメなのだということを意味しています。

僕自身は独占的に販売できた商品もありましたし、
サンプルを取り寄せた商品もいくつかありました。
もちろん上手くいかなかったものもありましたが
そういう意味では交易会を有効に活用できたと思っています。

彼らと何が違ったのかと言えば、
地味ですが、ロットを下げる交渉を、かなりやりました。
小ロットで仕入れをするなら、交渉は当然必要なのです。

そして、この小ロットにする交渉というのは、
本当に色々なパターンがあって
一筋縄ではいかないのかもしれません。

交渉は水ものです。
全てが、こちらの思い通りに進む訳ではありません。
お互いの駆け引き、譲歩、別の提案を繰り返して進めていきます。

しかし、この辺りができるようになってくると、
輸入ビジネス・貿易ビジネスは本当に面白くなってきます。

もちろん僕自身もまだまだ道すがらです。
上手くいかない事も多いですし、
偉そうなことを言えるわけではありません。
ですが、僕は交渉を楽しんでやっています。

ただ国際展示会に行くだけでは、やはりダメなのです。
ちゃんと事前にリサーチを行い、現地でもホテルに戻ってネットで確認をする。
そして日本でどのように販売していくのかを考えながら
しっかりと何度も交渉して仕入れを行わなければいけません。

そうしないと、結局は「海外たのしいね!」で終わってしまうのです。

90days実践プロジェクトというのは
同時に「商売人養成講座」でもあると思っています。
参加される方には、この辺りのことをみっちり叩き込ませていただいています。

“俺ブランド × 差別化戦略”
ユビケン 90days実践プロジェクト in 香港国際電子見本市 編

【PS】

まぁでも単純に国際展示会は楽しいです。

上記の募集ページには現地での写真も何枚か載せていますので
是非、雰囲気も味わってみてくださいね。

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この記事を書いた人

大竹 秀明

クラウドファンディング物販の第一人者。
黎明期より輸入×クラファンの可能性に着目し、累計20億円以上のプロデュース実績。
その実績が評価され、2019年にはMakuakeベストパートナー賞を受賞。他クラウドファンディングのパートナーも務める。
10年間で1万人以上に講演指導を行い 日本郵便やYahoo!、東京ギフトショー、東京都中小企業振興公社などでも講演。
「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」 を理念として精力的に活動中。