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■「ひとり貿易の教科書」
~輸入ビジネス難民から抜け出すための12ステップ~
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こんばんは、大竹です。
本日、あるクライアントさんとのコンサルにて。
色々お話を伺っていると、
この方は、どうもある大きな失敗をしてしまったようでした。
大きな失敗とは何でしょう?
それは輸入ビジネスでやってしまいがちな失敗の、
第一位ぐらいに輝きそうなことです。
それは?
“思いつきで仕入れてしまった”という失敗です。
全然売れないという結果が待っていたのです。
この方は某サービスで義烏に行かれたのですね。
そして、その場の雰囲気で、ある商材を買ってきたのです。
「なんか売れそうな気がするー」ということで。
しかし、(これはご本人にもお伝えしましたが)
申し訳ないですが、どう見ても売れそうにありません(汗)
価格設定もフィットしていないし、写真もなんだか微妙。。
そもそもどこからアクセスしてくるのだろうか・・
という状態でした。
でも、それは仕方がないのです。
これが「現地マジック」です。
この方は義烏ですが、義烏でも国際見本市でも現地に行ってみると、
ずらーっと商品が並んでいるので、どんどん目移りして
何でも売れそうな気がしてしまうのです。
これが現地マジック・・・恐るべし!
僕もそうでしたし、笹田さんもそうだったと聞きます。
現地の高揚感もあって、何か良く見えてしまうのですね。
これには本当に注意が必要です。
厳密に言えば、売れない事はないでしょう。
でも問題は「どこで売るか」なのです。
アマゾンなどにポンっと単発で出しても売れない、ということです。
例えばそのジャンルの専門店などだったら、
お客様が他の商品を見にきて、その流れで見てくれる・・
という導線がしっかりできているわけです。
文脈が大事、ということですね。
具体的な例えを出すと、例えば義烏で
“斬新な子供のよだれかけ”を見つけたとして
「おお、これは斬新だ!売れるに違いない!」と叫びながら仕入れてきたとします。
これをポンっとアマゾンに出しても、なかなかアクセスを集めることは困難です。
でも西松屋で販売すれば・・・もしかしたら意外とすぐに売れるのかもしれません。
楽天市場で「ベビー服専門店」に出品したら売れるかもしれません。
これは実はすごく大事なことで、
その意味もあって僕はネットショップなど作る場合は
専門店化しましょうとアドバイスを差し上げているのです。
ここで“曼荼羅ワーク”なども生きてくるのですね。
(プレミアム会員さんならわかりますね)
いやいや、アマゾン、何でも売れますよ?
そう思っている方もいらっしゃるでしょう。
確かに売れます“安くすれば”
ここが大きな差になってくるのだと思っています。
安くすれば、売れるでしょう。
しかしそんなの小学生にでもできるし、商売として長続きはしません。
利益を残せなければ、事業は立ちいかなくなりますから。
安く売ることも非常に価値のあること。
薄利多売についてもそう、否定はしません。
でも、どうせ商売するなら、しっかりと利益を享受してビジネスしたいですよね。
その為には、色々考えてやっていかなければなりません。
“商品×アイデア”
組み合わせ次第で、価値を高めることができるのですから。
例えばセット商品だって、相性の良い組み合わせセットだったなら
お互いがお互いの魅力を引き出して、結果的に高利益で販売することもできる。
この辺りは商売の本当に面白いところですよね。
積極的にトライして、様々な事例を作っていきたいものです。
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■「ひとり貿易の教科書」
~輸入ビジネス難民から抜け出すための12ステップ~
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