悪の感情と、愛と感謝

心地よい環境作りとは

今日のブログでは「環境作り」という話をしたいと思います。

端的に言うと

「いかに心地よい環境で仕事ができるか」

そんなお話です。

これは仕事のパフォーマンスだけでなく、幸福度にも大きく影響すると思っています。そういう意味でも、貿易家・起業家・経営者にとって非常に重要なことだと思います。

やはりイライラしている中で良い判断は下せないですし、お酒を飲んで酔ってる状態では正しい回答は導けないものです。私もかれこれ15年以上ビジネスをやってきて思うのは、感情的な状態で下した判断は良くない判断もあったなと。

そうなると・・

「良い状態でいる」
「信頼と尊敬」
「愛と感謝」

というのが、ビジネス的にも幸福度としても重要になります。

愛と感謝?キレイゴト?

・・とは言え、これは今だからそう言えるのかなと正直思っています。

本当に初期の段階、つまりゼロ→イチの段階ではそんなこと言ってられない。そんな余裕ないですから。だから初期の段階では、悪の感情を利用して駆け上がるのも有効だと思っています。

悪の感情とは・・・

悔しい・寂しい・惨めだ・辛い
誰かを見返してやりたい
女性にモテたい

など、どちらかというとネガティブな感情です。

神田昌典さんの有名な著書『非常識な成功法則』で紹介されている概念

– 成功は「悪の感情」から始まる

まさにそういうこと。

悪の感情はエネルギーが強い

何を隠そう起業当時の私は、劣等感の塊でした。

当時の口癖は・・

「クソッ!クソッ!クソッ!」
「ちくしょう、今に見てろよ」

今の私を知っている方から見ると、ほんとに?という感じだと思いますが(笑)本当なんです。ロックな魂ですね。
でも初期の段階はそれが良かったんだと今になって思っています。「ナニクソコノヤロー!」そんな気持ちで全身が激っていたから、あそこまで頑張れたのかなと今では思います。

大きなエネルギーをもった「悪の感情」は成長のモチベーションになる

自分の中にある悪の感情を否定せずにうまく利用することで、短期間で結果を収めることができます。
だって新しい人生を切り開いていくというのは、ものすごいエネルギーが必要なんです。その燃料としてネガティブな悪の感情を利用するのは、決して悪いことではないと思います。

悪の感情は諸刃の剣

ただこうしたネガティブなエネルギーというのは短期集中には強いですが、ずっと続けると破滅へ向かいます。肉体的にも精神的にも破綻してくると思います。実際に身体を壊したり、精神的に参ってしまう人も多いです。

特にビジネスが育ってチームになってくる頃には、いかに自分が微力でひとりでは何もできなくて周りの仲間やスタッフに支えられ、環境に助けられているかを思い知ることになります。

そうなったときに本当の意味で冒頭に書いたような

「いかに良い状態でいられるか」
「信頼と尊敬」
「愛と感謝」

という感覚に自然に変わっていきます。

もし仮に今あなたを突き動かすものが

・悔しい、寂しい
・惨めだ
・辛い
・見返してやりたい

そんな気持ちでも否定しなくて大丈夫。

その気持ちを燃料にして、早く結果を出してゼロ→イチをクリアしてしまいましょう

いつのまにか自然と見えてくる景色が変わってくるはずです。

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この記事を書いた人

大竹 秀明

クラウドファンディング物販の第一人者。
黎明期より輸入×クラファンの可能性に着目し、累計20億円以上のプロデュース実績。
その実績が評価され、2019年にはMakuakeベストパートナー賞を受賞。他クラウドファンディングのパートナーも務める。
10年間で1万人以上に講演指導を行い 日本郵便やYahoo!、東京ギフトショー、東京都中小企業振興公社などでも講演。
「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」 を理念として精力的に活動中。