輸入ビジネスの経験則

こんばんは、大竹です。

輸入ビジネスを語る時、
よく「リサーチをして仕入れましょう」という話がありますが、
実は大事なプロセスが一つ抜けています。

さてそれは何でしょう。

それは「商品選定」ということです。

リサーチはできているのだけど、いざ仕入れるとなると尻込みをしてしまう・・
そんな経験は誰にでもあるかと思います。

でもその判断基準って、実に曖昧な基準だったりしますよね。
「実際には仕入れて販売してみないとわからない」というのが結論になってしまいます。

例えばAmazonで販売をする際に、通称「かぶせ」と呼ばれる行為があります。
誰かが出品している商品ページに、乗っかって出品をすることです。

この「かぶせ」の判断基準も実は難しい。

・どこまで近い商品なら同じページに出品して良いのだろうか?
・オリジナル商品なのに他の人が被せてもOKなの?

この辺りは“経験則”というべきか、
明確な基準を設定しずらい部分でもあります。

それをできるだけルールとして落とし込んで説明するというのを
次回の大竹プレミアムのオンラインセミナーでやってみたいと思っています。
(次回と言っても明日なのですが。。)

特に最近思うのは、この経験則をいかに説明できるか、ということ。

「ebayで仕入れて~ヤフオク・アマゾンで売りましょう」的な話は
もうウンザリするほどいくらでもあります。

ただ、それが「中国」なのか「韓国」なのか
「ネットショップ」なのか「楽天」なのか「バイマ」なのか
ただそれだけの違いなのですから。

初心者とベテランの最も大きな違いは経験則。
ツールでもなく、サービスでもなく、差がつくのは経験則。
稼ぎ続けている人と、一時で終わる人の違いは経験則。

仮に車の運転のベテランだとして、誰かに運転を教えるとしましょう。

今日は高速道路を走ってみます。
これから高速道路への入り方を説明しましょう。

料金所でお金を払って(または通行券を取って)本線との合流ポイントに車を進めます。
後ろからの車に合わせてスピードを上げて・・前の車との車幅を意識して・・
大胆に本線に入っていきましょう。

まぁあまり上手くありませんが、
これをやったことがない人に説明するのは本当に難しいと思います。

「えっ、スピードを上げてって、結局何キロで進めばいいの?」
「大胆に本線に入っていきましょうって、いつまで合流車線に居ていいの?」
「後ろからの車に合わせてって、合流したらハザードは出すべきなの?」

細かいことを言い出せばきりがない。
結局やってみるしかない、というわけです。

輸入ビジネスでも経験則でしか語れない部分ってとても大きいと思っています。
しかし「ただやればいいんだよ!」というのも、あまりにも乱暴な気がします。
やったことがない人でも、イメージが付きやすいように解説するにはどうすればいいか。
これはなかなか難しいですね。

実は最近、ちょっと書き進めているものがあります。
この経験則を上手く落とし込んだようなものを作りたいなと、密かに思っています。

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この記事を書いた人

大竹 秀明

クラウドファンディング物販の第一人者。
黎明期より輸入×クラファンの可能性に着目し、累計20億円以上のプロデュース実績。
その実績が評価され、2019年にはMakuakeベストパートナー賞を受賞。他クラウドファンディングのパートナーも務める。
10年間で1万人以上に講演指導を行い 日本郵便やYahoo!、東京ギフトショー、東京都中小企業振興公社などでも講演。
「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」 を理念として精力的に活動中。