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輸入ビジネス進化論~日常から学ぶ輸入ビジネスのキモ~ No,189
SAATS 輸入ビジネス講師 大竹秀明
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こんばんは、
SAATS輸入ビジネス講師の大竹です。
年末に委託先の物流会社のスタッフさんと忘年会を行った際、
僕はあちらで「イケイケ社長」と呼ばれていることが判明しました(笑)
しかしこれは悪口ではないのです。
僕の特徴とかイメージ、ということだと思います。(たぶん・・)
何というか、人はアダ名を付けますよね。
例えば、僕も昔カラオケ屋でアルバイトをしていた時、
常連のお客さんとか本部の社員に対して、仲間内でしかわからないようなアダ名を付けていました。
こういうのって結構強烈なアダ名を付けますよね。
「つるピカはげまるくん、今日も来たよ!」
「ヒゲ男・・また他の女連れてるよ・・」みたいな、ね(笑)
みなさんもそんなご経験ありますよね??
そして僕は「イケイケ社長」と呼ばれていた・・・
うーん、おかしいなーと思ったわけです。
幼少の頃は人一倍、人見知りでした。
人前で話をするのなんてめちゃめちゃ苦手だったし、
姉の友達が遊びに来ても緊張しちゃって、ろくに挨拶もできなかったような人間です。
まぁその後でミュージシャンになるので、その地点でどうかと思いますが、
ミュージシャン時代も、さすがに僕のことをイケイケだと感じていた人は少ないはずです。
いつから・・イケイケなんてアダ名を付けられるようになったんだろう?
それはそれでどっちでも良いのですが、なんだかぼーっと考えてしまいました。
さて、長い前置きを経て、やっと本題に入るのですが、
今日会員さんとのコンサルで、海外仕入れ先との交渉についてアドバイスを差し上げました。
その時に思わず「イケイケで良いと思いますよ」と口走っていました。
そう。
海外との交渉はイケイケでいくべきなんです。
正確には、しっかりとこちらの主張を伝えるべきなんです。
「メールの返事が一週間経ってもこない・・相手にされていないのかな?」
⇒ どんどんメールするか、FAXや電話をしましょう。
「価格交渉でどうしても遠慮してしまいます・・断られたらどうしようとか考えて」
⇒ 信頼関係ができつつあるなら、思い切って希望価格を言っちゃいましょう。
日本人はやはり、交渉というのがとても苦手かと思います。
それは「空気を読む」なんて言葉もあるように、雰囲気で気が引けたりするからですよね。
でも、海外では自分の意見はしっかりと伝えなければなりません。
相手は空気なんて読んでくれませんから。
特にメールで交渉したりするわけですからね。
行間でわかってほしい…とかありえないわけです(笑)
あまり得意ではないですが、英語は主張を前提にできていますよね。
私は、買いたい。あなたの商品を。これまでよりも安く。
あなたはするべきだ。メールを私に。商品を発送完了したのなら。
お願いします。作ってください。請求書(インボイス)を。
別に「偉そうになれ」とか言っているわけではないんです。
そこは絶対に勘違いしないでください。
自分の主張をしっかり伝えましょう、ということです。
イケイケで、というのは若干語弊がありますが、
日本人からすればそのぐらいのつもりでも、
世界水準からすればちょうど良いぐらいじゃないでしょうか。
仕入れ先への問い合わせや交渉が上手くいっていないという方。
そんなところも意識してやってみてくださいね。
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