クライアントの話

ある日突然「販売を中止しなさい」と言われたら・・?

2015.07.03

クライアントの話

こんばんは、大竹秀明です。

先日の出来事ですが
ネットショップを中心に輸入販売しているクライアントが
アメリカのメーカーから「直ちに販売を中止しなさい」
というメールをもらいました。

要は並行輸入品の販売をやめなさい、ということですね。

これまで毎月数百万円を売り上げていたショップの
スター商品がいきなり販売できなくなってしまうのです。

恐らくそのブランドが、そのショップの
8割以上の売り上げを作っていたので
もはや壊滅的な状況。

実は、こういうご相談は良く頂きます。

多くの場合はここで怖くなってしまって
販売をやめてしまうのですが

実はあるポイントに沿ってやっていけば
販売中止しなくても良いのです。

良い可能性が高いのです。

つまり知っていれば
ちゃんと勉強していればクリアーできるのですね。

そしてこの方は並行輸入品ですが、
販売を中止しなさいといえば中国輸入でも、あります。

例えばそれはOEM商品です。

知的財産権の侵害ということで
相手の弁護士から内容証明郵便が届くわけです。

ちなみに、こちら僕自身が経験あります。

詳しい内容はメルマガでは割愛しますが、
上記のような形で販売停止しなさいと
お達しがきたことがありました。

なんと先方は「実用新案」と
「意匠権」を持っていたのです。

そして「直ちに販売を終了して
これまでの販売台数を報告しなさい」と。

で、結果どうなったのかというと・・

大竹の勝ち、というか“負けなかった”という感じです。

つまり僕は

・あなたには私に販売停止させる権利はない
・そして私は販売できる権利がある

ということを証明することができました。

先方は実用新案と意匠権を持っていたにも関わらず、です。

これはもちろん、事前準備をしていた結果です。

何も準備をしないで販売していたら
完全にアウトだったと思います。

結構、最近のAmazonを見ていて思うのが、
この辺りの対策をきちんと勉強している人は
果たしてどのぐらいいるのだろうか?ということです。

特にPSEとか電波法、そして知財関係です。

経済産業省とAmazonが組んで取り締まりを厳しくしているようで
摘発される方が続出しています。

FBAに納品ができなくなった、というならわかりやすいですが
場合によっては損害賠償に発展するケースもあります。

僕もクライアントや、いきなりfacebookとかメールで
「どうしたら良いですか!」とご相談を受ける機会が増えました。

実は書籍にも、
このあたりのことはもっと詳しく書いていたのです。

それこそ実際のPSE認証の証明書や
工場と交わしているの契約書まで載せました。

しかし、さすがにマニアックすぎたのか
カットされてしまっていました(笑)

セミナーではその辺りのことも
もう少しだけ突っ込んでお話できればと思います。

さて冒頭のクライアントですが、
継続して販売していくことに決めました。

たまたま、今日ミプロの知的財産セミナーがあったので
念のためと思い、参加してきました。

講師の弁理士の先生にも状況を説明し、
結果的に、やはり大竹の認識でOKということがわかりました。

これで、毎月数百万円の売り上げを無くさずに済みますし、
むしろライバルが一気に減ることが予想されますので
独壇場でビジネスができるでしょう。

話を聞いたら、早速これまでライバルだったお店は
軒並み販売を中止しているそう。

需要は確実にある(根強いファンがいる)商品なので
売り上げも倍ぐらいになるのではと期待をしています。

まさにピンチがチャンスになるかもの好例です。

こうやっていける人は、生き残れます。

やはり、常に学んでいかなければいけませんね。

それでは、また来週!

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