マスコミが取り上げた「クラファンの大きな課題」とは? 輸入ビジネス4.0

a woman is reading a book in the woods

皆様

こんばんは!
輸入参謀®・大竹秀明です。

本日は読売新聞の記事より
軽視してはいけない問題について書いていきたいと思います。

▼100円類似品を2500円で・お礼の商品届かず…急拡大クラファンに課題
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210418-OYT1T50093/

内容的には

「100円ショップにある商品を
 クラファンで2500円で売っている業者がいる
 ということでトラブルが起きた・・」

という話なのですが、このトラブルが

・本当に100円ショップにあったものを
あたかも違うように見せかけて販売したのか

あるいは

・純粋に中国から仕入れてクラファンした商品の
類似品が100円ショップでも販売されていたのか

その真相まではわかりません。

ただ、世間一般の見方(特にマスコミの報道の仕方)は
こうなりがちだという認識を持つことも大事かなと思います。

実はこうした中国製品の炎上案件は増えており
私も、Makuakeさんより「OEMの概念」について
何度も意見を求められています。

クラウドファンディングという場は
まだ世の中にない新しいものが出てくるべきなのに
すでに中国で売ってるものが
高い価格で販売されるのはどうなのだろう?

という根本的な問いです。

もちろん私たちの立場からすると
おかしな事はしていない。

「オリジナル商品」であるし
「中国から安く仕入れてきて日本で高く売る」

商売の原理原則を守っているだけなのですが
お客様やマスコミからはネガティブに映る可能性も含んでいる。

近頃のクラウドファンディングの盛り上がりと共に

「儲かりまっせ~」「無在庫で稼げまっせ~」

といった感じで、テクニカルな面だけで
語られてしまうのは非常に危険だと私は考えており
販売者として真摯に受け止めなくてはならないと思います。

MakuakeやAmazonの向こう側には
商品を楽しみに待っているお客様がいます。

お届けまで数ヶ月でも購入して下さって
届くのを心待ちにしている方がいます。

どんな気持ちであなたの商品を購入して下さったのでしょうか?

時には、お客様に思いを馳せることも必要ですね。

こうして文字にすると当たり前なのですが
ビジネスに没頭すると見えなくなりやすい側面でもあります。

貿易家®としての本当の喜びは
お客様からの感謝の声をいただく時。

自分がやっていること
(日本にはないユニークな商品を探してくること)が
誰かの役に立っているという「実感」は、この上ない喜びです。

もちろんビジネスなので
売り上げや利益を伸ばすことは前提なのですが、
それを超えたところに本当の
価値や喜びがある、そう理解してもらえると嬉しいです。

私は、塾生や読者の皆さんに
絶対に結果を出して頂きたいですが
販売者としてのモラルやプライドも持っていて欲しい。

あなたが見つけてきてMakuakeに出す商品は
もしもあなたが見つけてこなかったら
少なくても日本では陽の目を見ることもなかったのかもしれません。

それを買うお客様が
その商品がもたらす快適さや
心の充足を味わうこともなかったわけですよね。

もう12年前になります。
駆け出しの頃に「トイカメラ」を
ネットショップで販売していた頃、お客様からお手紙が届きました。

何だろうと思い開けてみると、こんなことが書いてありました。

「私は、これまでずっと引きこもり生活を送ってきました。
 けれどこのカメラを手にしたらいっぱい写真を撮りたくなって
 外に出ることが楽しくなりました。

道路脇に咲いている草花、普段過ごしている何気ない街並みが
 カメラを手にした瞬間に鮮やかに感じ取れるようになったんです。
 公園で遊んでいる子供たちにこのカメラを向けると、
 子供たちが「何それー撮って撮って!」と笑顔で話しかけてくるんです。

この商品に出会えて良かった。
 私の人生を変えてくれた素敵な商品を販売してくれて本当にありがとう」

私はこの手紙を読んで、素直に感動し
胸を張ってこの仕事をやっていこうと思えたのです。

あなたが探してくる商品が、誰かの笑顔を作っていく。

そう考えたら、なんかワクワクしてきませんか?
それこそが貿易家の本当の魅力だと思っています。

自信を持って世界中から素敵な商品を探してきてください。

最後までお読み頂きましてありがとうございました!


※「ひとり貿易®」「クラファン物販®」「クラウドファンディング物販®」「AI物販®」「輸入参謀®」「貿易家®」などは、一般社団法人 まじめに輸入ビジネスを研究する会(ユビケン)の登録商標です。

Photo by Hannah Tu on Unsplash

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この記事を書いた人

大竹 秀明

クラウドファンディング物販® × ひとり貿易®の第一人者

1974年、貿易の街・横浜生まれ。元ビジュアル系メジャーバンドのギタリストという異色の経歴を持つ。

音楽活動を経て貿易の世界へ転身。10年以上の実務経験をもとに、資金や語学力がなくてもクラウドファンディングを活用して貿易物販を立ち上げられる「ひとり貿易」メソッドを確立。

クラウドファンディングのプロデュース実績は累計33億円超・1500プロジェクト以上。業界黎明期からその将来性に着目し、大手プラットフォーム「Makuake」とは12年以上にわたりパートナーシップを継続。2019年には最高位の協力者に贈られる「ベスト・エバンジェリスト賞」を受賞。CAMPFIREにおいてもパートナーアワードを3年連続(2023〜2025)受賞するなど、複数の主要プラットフォームから継続的に高い評価を得ている。

現在、Makuake/CAMPFIRE/GREEN FUNDING/韓国Wadizの4大クラウドファンディング公式パートナーを兼任する唯一の存在である。

ひとり貿易コンサルタントとしての活動は13年におよび、延べ1.3万人以上に講演・指導を実施。日本郵便、Yahoo!、東京インターナショナル・ギフト・ショーなど民間企業・展示会での登壇に加え、東京都中小企業振興公社をはじめ全国の公的機関でも多数登壇している。

テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」、週刊SPA!、日経MJなどメディア掲載多数。
著書に、累計3万部を突破した『資金ゼロではじめる輸入ビジネス3.0』(フォレスト出版)、『1日で1000万円売り上げるクラファン物販の教科書』(扶桑社)など。

「セカイをワクワクさせる貿易家を生み出す」を理念に掲げ、クラウドファンディングを基点とした日本発の越境ビジネス創出に取り組み続けている。