こんばんは、
SAATS輸入ビジネス講師の大竹です。
香港・中国広州の旅から戻ってまいりました。
この数日間は毎日が濃厚で
振り返っただけでも一冊の本が書けそうなぐらい
充実した旅となりました。
新しい出会いも沢山ありました。
今回は船原徹雄さんが主宰のMBSという
輸出入ビジネスを中心とした物販サークルに同行をさせていただいたので、
これまで交流がなかった方との出会いがありました。
今後も良いお付き合いをさせていただけそうな方々との出会い…
平たく言うと「気の合う仲間」が沢山できました。
海外在住の知人にも数年ぶりに再会することができました。
僕はSAATS講師という立場にあるわけですが、
不思議なものであまり人が被らないというか、
同じように輸出入ビジネスを志す方々が集っているのに
チーム毎に参加している人は違うのだなーと強く感じました。
この辺りのお話はまた後日書かせていただきますね。
さて、広州交易会ですが、
とにかく広いのである程度絞り込んで見ていきました。
全てを見て回る為には一週間ぐらいは必要ではないかと思えるような規模でした。
イーウーパスポートさんにアテンドをお願いしておいたので
商談や交渉も非常にスムーズで、良い取引に発展しそうな案件がいくつかできました。
メルマガの読者様から
「日本で売れそうなものはありましたか?」と質問を頂きましたが、
その質問に対する僕の回答は
「めちゃめちゃありました」という感じです。
やり方さえ大きく間違えなければ、
日本で販売したら確実に利益が出せるような商品は沢山ありました。
やはり価格面で見ればまだまだ安いですし、
国際展示会に出店してくるような企業は意識も高いので
タオバオやアリババなどに比べて
全体的に「品質」のレベルが高いと言われています。
中国輸入の最大のデメリットの一つは品質の悪さなので、
意識の高い企業と取引ができるという意味でも
国際展示会に参加することは価値があるでしょう。
参加された方の中には
「良い物は見つけたんですけどロットが多くて…」
という方も何人かいらっしゃいました。
しかし乱暴に言えば、ロットなど何とでもなります。
例えば、誰かと組んで半分ずつ仕入れればいいわけです。
価格を決めて販路を被らないようにすれば問題はないはずです。
また、日本で卸先を先に見つけてしまうというのもできるでしょう。
今はネットでも卸先を見つけることができますので。
または最低1000個仕入れることが条件と言われても、
生産のタイミングによって500個でも良い場合があります。
そういうタイミングを利用してロットを減らすこともできます。
これらをきっちり話し合うのが「商談」です。
こちらの要求は伝えて良いのです。
いや、伝えるべきなのです。
出店者は自社の商品を売りたくて
わざわざ高いお金を出して国際展示会に出店をしています。
バイヤーが「条件が合えば買います」と言えば、
聞く耳を持つ可能性は全然あります。
仕入れたい商品があって、でも何かの条件に見合わない。
そんな時は「どこまで食い下がれるか」というのは非常に大事だと思います。
印象的だったのは、
ある会社のブースで日本での独占販売交渉をしている際に
「日本ではマーケットを展開したくない」という回答がありました。
あまりに軽くあしらわれてしまったので食い下がって理由を聞いてみると
「日本の基準に合わせることができない、自信がない」と言われました。
日本の基準は世界一と言われていますからね。
この会社はかつて日本の商社と取引を行なった際、
日本からの要求がキツすぎてトラブルがあったそうです。
またそれ以外にも日本に対する「差別」のようなものを
痛感させられる出来事がありました。
国際社会においての日本の地位というものが下がっているのは
このような場面からも垣間見ることができました。
展示会を歩き回っても、参加しているバイヤーの中に
ほとんど日本人はいませんでしたしね…
香港や広州の熱狂に比べると、やはり今の日本は元気がないと
感じてしまうのはいたしかたないのかもしれません。
せめて我々のような輸出入ビジネスを志す者は、
元気よく海外に出ていきたいものですね。
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